お酒が美味しくなる方法

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カラダを気遣いながらお酒を飲む

もうすぐ日本の法律が変わり18歳で成人というように変わります。しかし、喫煙や飲酒は18歳にはならずそのまま二十歳のままとなります。これは喫煙や飲酒はカラダに害を及ぼすもので、二十歳未満だとよりカラダに害を与えるということからだそうです。

基本的なことですが、お酒にはアルコールが入っています。体質によってアルコールに強い弱いがありますが、アルコールが体の中に入ると酔っ払ってしまい気持ちが悪くなってしまったり、吐いてしまったり、フラフラで歩けなくなったりします。

翌日には酔は冷めますが、二日酔いで頭痛や吐き気などの症状がでることがあります。

どちらも辛いですよね。このようにならないようにカラダを気遣った飲み方をしましょう。

お酒を飲むとなぜ酔ってしまうのか

私達が飲んでいるお酒の中にはアルコールという成分がはいっています。このアルコールには脳の働きを弱くする効果があります。これが「酔い」の原因です。酔うと気持ち悪くなり、吐き気がでます。さらに思考能力が低下し、千鳥足で真っ直ぐ歩けなくなることもあります。

夜中の新宿にいくと、この状態になっている人があちらこちらにいますよね。

酔いは冷めたのになぜ二日酔いになるのか

酔いが冷めても二日酔いが起こるということは、アルコールの肝臓での処理が全然追いついてないからです。

体内に入ったアルコールは、肝臓にある「アルコール脱水素酵素(ADH)」という物質よって「アセトアルデヒド」に分解されます。その後さらに「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって酢酸に分解され、最終的には水と二酸化炭素になって体外に排出されます。この途中の過程で分解されてできたアセトアルデヒドが二日酔いの原因です。

大量のアルコールを摂取すると肝臓での処理が追いつかなくなり、血液中のアセトアルデヒド濃度が高くなることによって頭痛や吐き気などの二日酔いの症状が出てきます。こうなってしまうと血液中のアセトアルデヒドの濃度が下がるまで二日酔いの症状は収まりません。

二日酔いには良い療法がないので、二日酔いの症状になりたくないのなら肝臓を健康的にし摂取するアルコールの量を少なくするしかありません。

お酒に酔いにくい飲み方

酔う・酔わないは体質が関係します。いくら飲んでも酔わない人がいる一方、ほんの一口飲んだだけで酔ってしまう人がいます。ほんの一口だけで酔ってしまう人は体質なので仕方ありませんが、一般的な人なら酔いにくくする方法があります。

まず、空腹の状態でアルコールを急激に摂取するのはやめましょう。空腹だと胃のアルコールの吸収を早め、急激に摂取すると早々に肝臓が追いつかなくなります。バターやチーズなど脂肪分を多く含むものを摂取しながらゆっくり飲みましょう。

酔ってきたなと感じたら飲むのを控えます。そしてアルコールを分解する働きを助けるチョコレートや、炭水化物などの糖質の高いものや、スポーツドリンクを補給するのも効果的です。

また、摂取したアルコールと同じだけの量を水を飲みましょう。アルコールには利尿作用があるのでそのままでいると脱水症状になります。脱水症状も二日酔いになる原因の一つなので、脱水症状にならないように、水分を飲みましょう。

ちゃんぽんは二日酔いになりやすい

ビールにウイスキー、日本酒や焼酎、カクテルやチューハイなどお酒にはいろいろな種類がありますが、いろいろな種類のお酒を一晩の晩酌で飲むことを「ちゃんぽんする」と言います。

アルコール度数が低いチューハイや、アルコール度数が高いウォッカなど、お酒は種類によってアルコール度数が違います。一定の種類のお酒を飲んでいれば、このアルコールの摂取量を計算しやすいですが、いろいろな種類のお酒を飲むとアルコールの摂取量が自然と増えてしまいます。

アルコールを摂取量が多ければ多いほど肝臓の処理は追いつかなくなり、二日酔いになりやすくなります。お酒が好きな人はいろいろな種類を飲みたがりますが、飲むなら飲んだ量の水を飲まないと二日酔いが重たくなってしまいます。

飲酒後の入浴

仕事終わりにお酒を飲んで帰ってきてお風呂に入る。よくある行動ですが、実はこれって危険ってこと知っていますか?

お酒を飲んでいる時に短時間のうちに何度もトイレに行った経験はありませんか?これはアルコールの利尿作用によるものです。この利尿作用のせいでカラダの水分が減り脱水症状になってしまいます。

この状態でお風呂に入ると、汗をかくのでさらに脱水症状が悪化してしまいます。最悪の場合は死んでしまうこともあるくらい脱水症状は危険なものなのです。汗と一緒にアルコールが排出されると思っている人は大間違いです。

それでもお風呂には入りたいですよね。入ってもいいですが、入る前や入りながらの水分補給をしっかりしましょう。

また、酔っていると足元がおぼつかなくなり、お風呂場は滑りやすく転倒しやすいので、お風呂場では座っていましょう。湯船への出入りは壁に手を当てるなどして転倒しないように気をつけてください。

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